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執筆者の写真原口日加里

自分にとっての「ちょうどいい」を見つける

こんにちは。原口です。

きりんアフタースクールでは、子どもたちが自ら考え・選択・決定できるよう、遊びの場・学びの場づくりを日々試行錯誤しています!


9月に入り、小学生3年生とプリント学習についての面談をしたので、今日はその目的とその後の子どもたちの様子についてお話していきたいと思います。


面談の目的は2つ


①教材の難易度やできるようになったことの確認

② 1か月の目標設定

を子どもたちと話し合いました。


まずは「教材が合っているか?「難しさを抱えている箇所はないか?」などを確認していきます。

日々、学習の様子を観察し適宜スタッフが声掛けや進度の調整をしていますが、時間をあえて取ることで

「ここはまだ身についていないから、復習を入れたいな。」

「この曜日は6時間授業で結構疲れていて学習が大変なんだよなぁ。」

「割り算の筆算は出来るようになったし、解くのも早くなった!」

など、現状を言葉にしてアウトプットして一緒に振り返る時間を設けました。


この振り返りをもとに、1か月の目標設定を行います。


3年生は1週間に取り組むプリントの量を面談で設定し、自分でペース配分を考えてプリントに取り組むため、そのプリント量の目標設定やできるようになりたいことを話し合いました。


話し合いでは、極力こちらの意思は伝えずにプリントの量は子どもたちに決定してもらい、子どもたちの様子を見守ることにしました。


学び続けるために必要なもの


面談後いちばんに声を上げてくれたのは、設定した枚数が多くプリントを消化しきれない生徒でした。


私「プリントの量が多かったんだね。どうしようか?」

子「プリントを1枚減らしてみる。」

私「分かった。じゃあプリントの枚数を変更しておくね。」


この繰り返しをしながら子どもにとって学習もその後の遊びも楽しめるちょうど良い量を一緒に模索しました。


子どもたちを通して、「今よりももっとできるようになりたい!!」という想いに、自分が継続できる目標値を設定する難しさとその経験の大切さを感じました。


興味のあることや好きなことを「学びたい!」と思ったとき、自分に合った目標値を設定できなければ「三日坊主で終わった」「自分って勉強できないんだ」と学びが途中で終わっていくことがあるかもしれません。


「学びたい!」と思ったその心の火が燃え続けることで、人生がまた一つ豊かなものになるために、アフタースクールでの学習面談を1つの経験として、自ら目標を設定し学び続けられるようなお手伝いをこれからも出来ればいいなぁと思っています。


まだまだ課題はありますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。






最後にお知らせです。

2024年度の新1年生に向けた説明会の受付を開始いたしました。

詳細はこちらからご覧ください。




それでは、良い週末をお過ごしください🍂

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