こんにちは。原口です。
民間学童きりんアフタースクールでは、子どもたちが自ら考え・選択・決定できるよう、遊びの場や学びの場を日々試行錯誤しています!
現在、新年度に向けて新1年生を対象に説明会予約を行っております。
さて、今日は10月より開設した「学習室」について、この1か月で感じた変化や想いをお伝えしようと思います。
学習室開設の経緯
きりんアフタースクールでは、「学び」「好き」「環境」の3つを「創る」ことを大切にしており、日々「勉強」「体験活動」「自由遊び」など様々なプログラムを同じ施設内で行っています。
そのため、子どもたちは場面ごとの気持ちの切り替えが必要になるのですが、これまでは場所が制約されていたため、その切り替えを難しくさせている状況が課題感としてありました。
具体的にいうと、おやつや室内遊びなどお友達と楽しくお話しする場と学習の場が1階にある同じ部屋でおこなわれていたため、学習中に子どもたちの気がそれてしまうことが多々あったのです。
自分の興味がある話やお友達が楽しそうにしていると、なんだか落ち着かないのはもっともなことだと思います。
そんな課題を感じているとき、CAN!Pラボ(探究活動を通じて【熱中をする探究者】を育てるスクール)の施設が新設されることになり、2階の事務所機能を一部新施設に移動させることにより、学習専用の学習室として開放できるようになりました。
学習室を開放することで、集中して学習する場と会話や制作を楽しむ場をそれぞれ創りだすことができました。
子どもたちの様子
学習室を開設して約1か月経ちますが、プラスの変化がいくつかありました。
・学習量や質を維持したまま、個々の学習時間が短くなった。
・(上に付随しますが)集中して自分の学習時間に向き合う子が増えた。
・スタッフは今まで以上に生徒の学習観察を行うことができるようになり、よりきめ細やかな指導をすることができるようになった。
この1か月間、子どもたちからも「ここだとめっちゃ集中できるんだよね」と話してくれることが多々ありました。
学習室の開設により、今まで以上に効果的・効率的な学習を提供することができ、子どもたちが大好きな体験活動や自由遊びの時間が増えたことを心から嬉しく思います。
そして、子どもたちが周りのお友達のために「集中して学習に取り組む場」という「環境」を創ってくれていることにも感謝です!
また、1階では子どもたちがリラックスした気持ちで学校の宿題やお友達との交流、自由に工作をしたりする環境が今まで以上に整えられました。
学校でも家庭でもない【きりんアフタースクール】という第三の居場所が子どもたちにとって、より心地よいものになっていたら幸いです。
さらに、学習室は図書室としての機能も兼ねていますので、この図書室空間が進化していく様子や子どもたちの過ごし方についてもお伝えできる日が来たらまた発信しますね♪
それでは、良い週末をお過ごしください。
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