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森本直樹

学び続けるチームであれ

こんにちは、森本といいます。


福岡で「教育をおもしろくする」というスローガンのもと、民間学童きりんアフタースクールを運営しています。


放課後の子どもたちの時間をいかに有意義にできるか、探究的な学びを届けられるか、みんなで頑張っています。


さて、今日は子どもたちの様子から少し離れて私なりのチーム論みたいなものを書いていきたいと思っています。新年度に向けての私たちの今をお届けします。


文化祭のノリが大好きだった


いつもブログを書く時に「みんなで頑張っています」と書いています。ここには、「自分ひとりで頑張るのは限界があるし、同じ方向を向いてチームで歩んでいきたい」という私なりの想いがあったりします。


自分自身の過去を振り返ったときに、いくつかの原体験があったりします。


、、、


私は小さい頃から野球少年でした。(WBC始まりましたね!)


個人的な野球のおもしろさの要素の1つは「誰かのミスを誰かが挽回できる」チームスポーツであることだと思っています。ピッチャーが打たれて失点しまっても、他の人が満塁ホームランを打てば逆転できるじゃないですか。子どもの頃にプレーしていて、そういう感じがすごく好きでした。


ミスをした人がすべて背負わないといけないのってつらすぎるじゃないですか。


いまだに当時の仲間と話すことがあると、「あいつのあの時のエラーがさぁ」とか「あの時のあいつのヒット最高だったな」と笑い話になっていたりします。


他に大好きだったのは文化祭の準備のノリで、あの頃は同じゴールに向けてああでもない、こうでもないと意見を交わして、時には大笑いして毎日を過ごしていました。


自分一人では出てこないアイデアが出てきて、みんなの得意なことを持ち寄れば、より面白いものができていくという原体験になっています。


「速く行きたければ1人で行け。遠くに行きたければみんなで行け。」とはよく言ったもので、チームで動くからこそお互いの強みを活かしながら、遠くのゴールにたどり着けると信じています。



毎週ミーティングを重ねる3月


そして、今です。


4月の新年度に向けて新1年生の受け入れの準備、進級後のカリキュラムの準備、新4年生のCAN!Pラボ受け入れの準備などなど、あらゆることを並行して準備しています。


その中で力を入れているのがスタッフとのミーティングです。ミーティングの準備も含めるとなかなかの時間を割いています。


先週は、きりんアフタースクールのコンセプト「学び」「好き」「環境」の3つを創るについてディスカッションから始めました。

自分たちが大事にしたい中核の理念について、共通言語を増やすこと、イメージを揃えることが狙いです。


日々の子どもたちとの関わりや、自身の過去の体験なども振り返りながら意見交換をしていきました。



今週は、具体的な学習指導のノウハウについての研修を行っています。


算数教材を題材にして、学習教材の構成や知識をインプットに加え、実際に子どもたちが教材を解いている様子を映像で見ながら、いいところや「自分だったらどう声をかけていくか」をみんなで意見交換をしています。


個々の感覚で指導するのではなく、全体の狙いに添ってスタッフ全員の声かけや指導法について揃えていくことで、子どもたちの学びが加速していくのではないかなと思っています。





実際に、同じ映像を見ても捉え方は様々で、いろんな視点が混ざる良さを実感しました。


きりんアフタースクールのスタッフの皆さんは、私にはない豊かな感性や子どもを観る眼を持っている人ばかりです。そこをどう活かしたら子どもたちに還元できるのかなぁと、最近はそんなことばかり考えています。




明日は、全スタッフが集まっての総会です。

新年度に向けてチームで気持ちをひとつにしていきます。


子どもたちのために、学び続けるチームでありたいと思います。

また総会の様子はブログでご紹介できればと思います。では、また。


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