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執筆者の写真原口日加里

子どもに選択と決定を渡してみる

こんにちは。原口です。

きりんアフタースクールでは、子どもたちが自ら考え・選択・決定できるよう、遊びの場や学びの場を日々試行錯誤しています!


冒頭に書いてある「子どもたちが自ら考え・選択・決定」する場面はアフタースクールでよく見られます。日常で子どもたちがどんな選択・決定をしているのかを自分が得た気づきを含めてシェアしようと思います。


今日は何をしようか?


きりんアフタースクールでは、月ごとにテーマを決めて「好き」を見つける体験活動をおこなう「クリエイティブタイム」を設けています。

このクリエイティブタイムを設けている理由は、「好き」を見つけるうえで、そもそも色んな体験をしてみないことには自分の「好き」を見つけることができないためです。だからこそ、まずは子どもたちの体験を大事にしています。



先日、「クリエイティブタイム」でかんぴょうを使って調理している場面を覗かせてもらいました。

子どもたちはかんぴょうを調味料で煮ている最中に「私にもさせて~!」と友達に順番をゆずりながら体験を楽しんだり、「かんぴょうの色が変わってきた!!」と変化を観察したり、子どもたちそれぞれがその体験を違った視点で楽しんでいる様子がひしひしと伝わってきました。



この全体の楽しい空気感を生んでいるのは何だろう?と考えたときに、「自分で選択してその場にいる」という過程が結構大きいんじゃないかなと感じました。


クリエイティブタイムに参加するのか、外遊びまたは室内遊びを楽しむのかは子どもたちに選択権があります。


大人に「やってね」と言われて参加するのではなく、自分がしたい体験を自分で選ぶからこそ、その選んだ体験を心の底から楽しめるのだと、子どもたちを見ていてふと感じたのです。

その選択の先にクリエイティブタイムで取り扱うコンテンツや導入の仕方、スタッフの声掛けがあり、たくさんの「!」な体験を味わっていたように思います。


子どもたちにゆだねてみる


自分が持っている決定権を子どもたちへ渡す際に「選ばせたらその場が収集つかなくなるんじゃないか?」「自分が思った通りにいかなくて困っちゃうかも…」と不安を感じることはありますが、いざ子どもたちに選択・決定をしてもらうと、自分で決めたことに責任を持ち、実行する姿を何度も見てきました。

こうして自己選択・自己決定をすることで、成功しても失敗しても他責にすることなく自分の自信や学びに繋がり人生の幸福度は高くなります。

この主体性を子どもたちの人生で多く発揮できるよう、勇気をもって子どもたちに選択をゆだねてみることを一層大切にしようと改めて感じた気づきでした。


最後に


今日は日常で自己選択、自己決定をどのように行っているのかにフォーカスをあててお話ししましたが、前述した通りそもそもやってみないと分からないことも多く、気が進まなくても「やってみたらおもしろかった!」という反応を子どもたちから聞くことも多々あります。

自己選択、自己決定も大事にしながら、「まずやってみよう」というスタンスもきりんアフタースクールでは大事にしています☺

そのときどきで「子どもにとってどの選択が成長につながるのか?好きを見つけられるのか?」を真ん中に置いて声掛けや環境づくりをしていこうと思います。



最後にお知らせです。


2024年度の新1年生に向けた説明会の受付を開始いたしました。

詳細はこちらからご覧ください。




それでは、良い週末をお過ごしください🍀


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